思い出は額のなかに [日記]
額装を依頼下さった方々を取材して、額の中にどんな物語が込められているかを映像やインタビューで紹介する番組をNHK松山放送局さんがつくって下さいました。
普段の仕事では、聞き出しきれていない皆さんの”想い”も、かなり掘り下げて取材しているようなので、我々も放送を楽しみにしています。
番組日時(予定)は下記のとおりです。
1月11日(水)「ひめぽん!」午後6:10〜午後7:00 (番組内の5分間)愛媛県のみ
1月12日(木)「おはようえひめ」午前7:45〜午前8:00(番組内の5分間)四国4県
1月13日(金)「ドキュメントしこく」午後7:30〜午後7:58(28分間)四国4県
1月21日(土)「目撃!日本列島」午前11:30〜午前11:30(23分間)全国
時のニュース等によって日時に変更あり
篠原土世・日浅和美 ご夫妻帰国 [日記]
フランスから篠原土世・日浅和美 ご夫妻が帰国されました。
日本での展覧会が京都、東京、愛媛と続きます。
額装はフロートタイプでシンプルな平型のフレーム。日本では浮かしとかフロートとか呼びますが、このスタイルをアメリカンタイプと呼ばれるお二人に、フランス在住40年を感じます。
篠原土世 展
1/29〜2/3
ギャラリー青い風(京都)
日浅和美 展 ー時の軌跡ー
2/10〜2/16
美術会館ギャラリー青羅(東京)
アーティストたちの言葉展 [日記]
1/13.14と横浜に行ってきました。
横浜美術館の前では、三菱地所株式会社による「(仮称)MM21地区34街区商業施設開発計画」工事がおこなわれています。その工事仮囲い壁面に、三菱地所株式会社と横浜美術館が共同でアートワークを設置するプロジェクトが展開中でした。2011年ヨコハマトリエンナーレ参加アーティストの言葉などが展示?されています。
工事中のフェンスに近所の小中学校の子供の絵などを飾っているのはよく見ますが、さすが美術館前。
きちんと企画して通りすがりの人々を楽しませていました。
全国額縁組合連合会 [日記]
全国額縁組合連合会は、昭和41年、額縁物品税撤廃運動のため結集した力を基盤に、全国の額縁業者が、大同団結して、業界の繁栄に努めることを目的に掲げ、同年9月、愛知県犬山市に有志60余名が参集して設立いたしました。
現在では会員相互の親睦を図るとともに、連帯の強化と資質の向上に努め、もって業界の繁栄に寄与することを目的とし、様々な事業を行っており、全国各地の4団体の地域組合と個人会員を統合して、製造・卸・小売の各業者の約300社で構成されています。
そんな全国額縁連合会のホームページがリニューアルされています。
その中のブログの最初に記事を書かせていただきました。
工房に来られた方の中には額縁業界にこんな組織まである事に驚かれる方も少なくありません。
よかったらhpに一度足を運んでみて下さい。
おみくじ [日記]
初詣に伊豫豆比古命神社(通称「椿神社」)に参拝に行きました。
手水舎で手と口を清めます。
拝殿に進み賽銭を入れてから錫を鳴らします。
二拝二拍手一拝の作法で参拝します。
絵馬に願い事を書いて奉納し、おみくじをひいてかえりました。
おみくじ「小吉」には次のように書かれてありました。
下手な動きをしないでどっしりと構える時。世間や周囲の目を気にしないでひたすら自分のことのみ考えなさい。この時期は新しい動きをしても骨折り損でたいした効果はあがりません。平凡だがこれまで通りのやり方でコツコツと実力を蓄えること。やがて花咲く日がやってきます。
今の気持ちにピッタリだとおみくじを額に入れて1年間飾っておこうかと思いました。
2013年明けましておめでとうございます。 [日記]
あけましておめでとうございます。
昨年中は一方ならぬご愛顧をいただきありがとうございました。
今年も、風雅的額縁生活を、地味ではありますが丁寧に発信していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
皆様の御健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
平成25年 元旦
社会人にきく [日記]
11月26日 「いきがい交流センターしみず」で「社会人にきく」という座談会に出席しました。
この企画は、「いきがい交流センターしみず」で児童と高齢者の交流の橋渡し役として活動をしている「しみずサポートボランティア」のメンバーが企画したもので、様々な職業の社会人に、仕事や人生について生の声を聞いて、自分たちの将来にもつなげていきたい。というものです。
参加者は 大学2回生から4回生までの5人と松山市社会福祉協議会の方。それぞれの質問に答えながら話をすすめるという形でした。みんなからは「額師」ってどういう仕事をするの?とか 今までの額の中で最高金額は? なぜ額装の仕事をしようと思ったのですか? 仕事をしていて一番嬉しかった事は?など、、、。あっという間の1時間でした。
月1回 大人を招いての座談会。
何をすべきかわからず、どうしようもなく不安な毎日だった自分の二十代を思い出すと、いつの時代も同じ悩みや不安の中で自分を探しているのだなあとおもい、でもこうやってボランティアをしながらいろいろな人に出会う機会をつくり、頑張っている皆をうらやましく思えました。
マウントボード剥がし [日記]
海外の古い額装品の中を取り出すと、版画作品なども酸性ボードに協力なボンドで貼付けられているものがあります。日本の伝統的な裏打ち(手打ちだと後々剥がす事ができる)とは違い、西洋では薄い紙の作品を台紙にマウント(厚さ3〜5ミリのボードに全面のり付けで張り込んでしまう)する事が通常だったのでしょうか。現在ではさすがに作品保存の意味合いから、版画作品を全面強力ボンドで貼付けることは無いでしょうが、、、、。
困るのは、この古い作品にしっかり付いているボール紙を剥がす作業です。作品も汚れていたりして洗いにかけたいのですが、裏ボードと糊が残ったままだと糊跡が洗いに影響してきますので、このボール紙を裏から少しづつ削り取って行きます。ある程度まで工房で行い、最後の行程は洗いの職人さんにバトンタッチします。
とても地味で時間とコストのかかる作業です。
インドネシアの額縁工場 [日記]
2月23日 インドネシア SEMARANGにある額縁メーカーに行ってきました。
いつも海外視察でお世話になっている瀬尾製額所の瀬尾さんにくっついて行く感じですが、、、。
700人の従業員が働く工場は予想をはるかに超えて大きく、大量の木材と仕掛かりのフレームが置かれて、みんな黙々と仕事をしていました。
人件費の安いアジア圏での生産が基本となっている現在、日本の空洞化が言われはじめてもう30年以上になるでしょうか、、、。私達はこの日本でどう生きていくのか 考えさせられました。
今回私の目的の一つは、手彫り木地を見学する事でした。
10号の額縁を一つ彫るのに15日だそうです。
彫りだけで、まる15日かかりっぱなしですので、コストが上がるのは当然です。
それでも、まだまだ人件費が安いので手に届かないものでもありません。
そこで、10点ほど注文してきました。
2年前にイタリアで買った手彫りの木地と比べてみようと思います。
いつも海外視察でお世話になっている瀬尾製額所の瀬尾さんにくっついて行く感じですが、、、。
700人の従業員が働く工場は予想をはるかに超えて大きく、大量の木材と仕掛かりのフレームが置かれて、みんな黙々と仕事をしていました。
人件費の安いアジア圏での生産が基本となっている現在、日本の空洞化が言われはじめてもう30年以上になるでしょうか、、、。私達はこの日本でどう生きていくのか 考えさせられました。
今回私の目的の一つは、手彫り木地を見学する事でした。
10号の額縁を一つ彫るのに15日だそうです。
彫りだけで、まる15日かかりっぱなしですので、コストが上がるのは当然です。
それでも、まだまだ人件費が安いので手に届かないものでもありません。
そこで、10点ほど注文してきました。
2年前にイタリアで買った手彫りの木地と比べてみようと思います。
あけましておめでとうございます [日記]
2012年 新しい年が始まりました。
きびしい情勢の中ですが、額装を通して私達にできる事を
まっすぐに歩んで行きたいと思いますので、
今年もよろしくおねがいします。
工房は10日から全体が稼働します。
少しゆっくりのスタートですが、ぼちぼち昇って行きたいとおもいます。
きびしい情勢の中ですが、額装を通して私達にできる事を
まっすぐに歩んで行きたいと思いますので、
今年もよろしくおねがいします。
工房は10日から全体が稼働します。
少しゆっくりのスタートですが、ぼちぼち昇って行きたいとおもいます。
frame your imagination