夏目漱石の美術世界 [展覧会]
東京芸術大学大学美術館では 『夏目漱石の美術世界展』が開催されていました。
5月14日(火)- 7月7日(日)まで
夏目漱石の美術世界に焦点をあてためずらしい展覧会でした。日本美術やイギリス美術に造詣が深い漱石が、作品のなかに数々引用されている事は知られているところですが、実際に関連する美術作品を展示して漱石のイメージを視覚的に読み解いていく機会はなかってでしょう。
この松山になじみ深いのは小説「坊ちゃん」にでてくる ターナーの「金枝」という作品
「あの松を見給え、幹が真直で、上が傘の様に開いてターナーの画にありそうだね」と赤シャツが野だに去ふと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲がり具合つたらありませんね。ターナーそっくりですよ」
「野だがどうです教頭、是からあの島をターナー島と名づけ様じゃあありませんかとよけいな発議をした。
松山市高浜港沖にある「四十島」(国登録記念物)の松がこの小説のものだといわれています。
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