羽子板 [額装]
正月に羽子板付きをする風景も今では見られませんが、縁起物や飾り物としての羽子板は健在です。
羽子板が、お正月に飾られるようになったのは、邪気や悪いものをはね(羽根)のけ、福をもたらすという縁起物だったからだそうです。
又、羽根の飛ぶ様が虫を食べるトンボに似ていることから、子供が蚊に刺されないおまじない、「子供が健やかに成長するためのお守り」として、女子の出生には贈る習わしとなり、各地に広まっていったようです。
最近、古い羽子板を額装する機会が何度かありました。ご自分が生まれた時に贈られたものでしょう。今までしまい込んでいた物を、改めて見直し額装する。そうして当時の愛情が再び甦ってくるように思えます。
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