手塚治虫 [額装]
手塚治虫さんの絵を木版画にした作品です。
愛媛県美術館で手塚治虫展が開かれた際に、購入された方から額装依頼です。
木版なので木彫の焦茶色の額が使われていたのですが、もう少しポップにしてリビングにも飾られるようにと依頼がありました。
アイズピリ [額装]
アイズピリは額装する時に、ちょっと遊びこころを入れても作品をこわさない作品かもしれません。
額のなかに、絵に使われている花の形や色をあしらったりして楽しめますが、
今回は比較的シンプルな仕上げにしました。
フェルメール ポストカード [額装]
第3回フレーマー額装コンクールというものがありました。
全国のフレーマーに呼びかけて、額装を競うというものです。
今回は、フェルメール作「真珠の耳飾の少女」のポストカードの額装が課題です。
風雅工房からも3人が出品 一番上のSさん制作のものが入賞いたしました。
今回は 瀬尾制額所さんがグランプリ 全国額縁連合会のHPに紹介されています。
フェルメールは人気でネット上にもいろんな専門サイトがあるようです。
フェルメール館はこちら
松江姉様人形 [額装]
松江姉様人形を扇面額に入れてほしいというご依頼でした。
姉様人形
「昔、松江藩の御殿女中や武家の娘が手すさびに作り始めたのが、松江姉様のはじまりと伝えられています。
江戸から伝わった紙人形の一つといわれ、衣装はただ赤と緑の二色ですが、単純化された中にもあでやかさは群を抜いています。
松江姉様人形は三体セットで、少女(おかっぱ)・娘(桃割れ)・花嫁(島田)の三姉妹で、女性の成長の姿を表していると言われています。」
「婦人の髪形をまねて縮緬(ちりめん)紙で髷(まげ)をつくり,千代紙細工などの衣装を着せた紙人形。少女がままごと遊びなどに使う手遊び人形として古くから親しまれてきた。近世の《骨董集》は,平安時代に〈ひひな〉というこの種の人形遊びがあったことを指摘している。折紙の技術を生かし,日本髪の美に重点がおかれていて,手足がなく顔も省略したものがある。〈あねさま〉は花嫁や若い女性を親しんで呼ぶ言葉で,江戸時代に女の子の遊びとして普及し,また年長の女性の手芸にもなって家庭で作られた」
という事です。
ロバート・キャパ [額装]
ロバート・キャパ 写真ポスターの額装です。
持ち主のお気に入りで、いろいろ持ち運んでいるうちに折れシワや破れがありました。
裏打ちをして、状態を良くしてから額装しました。
「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」
2013.1.26〜3.24まで横浜美術館で開催されていました。
ロバート・キャパといえば戦場カメラマンとして、TIMEなどの掲載された「崩れ落ちる兵士」などで有名ですが、私はこの展覧会に行くまで、ロバート・キャパという名前が、フリードマンという青年とドイツ人女性ゲルダ・タローの二人によってつくり出された架空の写真家であった事は知りませんでした。
ロバート・キャパという架空報道写真家が軌道に乗り始めて間もなく、ゲルダ・タローはスペイン内戦中に26歳という若さで命を落とすのですが、その後世界で最も有名な写真家として注目をあびてきた彼に対して、ゲルダ・タローは今までほとんど紹介されて来なかったという事です。
今回の展覧会では、1部がゲルダ・タローの作品
もともと ロバート・キャパの作品は二人の共同作業であったため、どちらが撮った写真か分からなかったのですが、近年の研究によって タローの仕事が解明されてきたようです。あのロバート・キャパの名前を一躍有名にした「崩れ落ちる兵士」もゲルダ・タローの撮影であったという説が有力なようです。
2部がロバート・キャパの部屋になっていて、横浜美術館が所蔵する作品193点が展示されていました。
佐藤勝彦 額装 [額装]
佐藤勝彦さんの額装です。
佐藤さんの額装といえば、通常5センチ幅の蒲鉾型で艶消し黒の額が直接付けられています。
ご依頼者ももともとは、この額が付いたまま購入されていましたが、現在の生活空間に合わなくなり、額の交換にこられました。
布マットを入れて大きく空間をとって額を付けました。
街で出会った額装品 [額装]
タウン情報まつやま別冊ランチパスポート vol.2をもって、500円ランチをめぐっていたところ、あるお店でランチが終わって店を出てみると、かつて額装したものに遭遇。偶然の出会いにビックリ。
ああ、あの時の注文の額はこうして使われているんだなあと実感。
横長の絵をあえて正方形の額に入れてほしいといわれた事を覚えています。
実際は左右に同サイズの額が5点程並んでいます。
frame your imagination