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坂田瑞来 油彩画展 [展覧会]

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坂田瑞来さんの個展が川之江文化センターで開催されています。
新作や近作を中心に13点とすでに個人蔵となっている作品あわせて20点程が展示されています。

リアリズムな静物画なのですが、展覧会のサブタイトルにあるように「空気を描く」ことを仕事とされています。じーと観ていると最終的に感じられるのは空気感。

ひとつの作品をとことん追求されて仕上げて行く様子など 坂田さんのhpコラムで奥様が楽しく紹介されています。
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(株)オリオンさん [展覧会]

JAWA-SHOW出展ブースの中で風雅ともおつきあいのあるメーカー(株)オリオンさん

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イタリア バリアーニ社の最新コンピューター制御マットカッターをあつかっています。
風雅で使っているのは旧型バリアーニ製マットカッター空気圧を利用した手動のマットカッターです。
(株)オリオンさんは現在、埼玉のオリオンさんと大阪の有吉画材工業さんが合併していて、東西が合併して日本一のマットボード取り扱い業者になっているはずです。

私が額装に出会ったのが有吉画材工業さん。20年程前、当時の額装工場長との出会いが総ての始まりでした。ある時期は工場に徹夜で作業した事を懐かしく思い出します。
額の裏を緑テープで化粧する事やアクリルガラスを手でカットする事から教わりました。




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miniature ART 3.11 [展覧会]

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ギャラリーかわにしさんでは、「NPO法人自遊楽校あるここ」さん主催の「ミニチュアアート3.11が開催されました。

3.11×3.11センチの窓がぬかれたマットボードに入る作品を作家が無償提供し、売上を被災地の支援や被災地の交流にあてるという趣旨の企画。
元は昨年京都のギャラリーで始まったものですが、愛媛でもおこないたいと あるここさんが企画をひっぱってきて、賛同する作家が200人 総数600点が集まっていました。
集まった作品を観て、つくづく思うのが作家の創造力はスゴイ!!
限られた小さな枠の中に創造力豊かな表現がなされています。
私達が伺った日曜日も多くの人でにぎわっていました。
風雅も作品を入れるフレームを提供して、協力させていただきました。
当初、150点のフレームを持って行ったのですが、数日で完売。
日曜日には追加してほしいという要請を受けて、20個ほど追加しました。

支援するという気持ちで、、、、というより、単純に作品に感動して買って行かれる方も多いように思います。私達も単純に ほしい と思ったものを買い、結果的に支援にまわるという事になればそれでいいのではないかと思います。

本当の復興となると、問題は山積。難しい選択をせまられている被災地やとまってしまった計画など、まだまだ時間がかかるようです。

「ミニチュアアート3.11」の様子はギャラリーかわにしさんのブログでチェック

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河端道浩 展 [展覧会]

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銀座三越で開催中の河端さんの展覧会。
好評の様です。
昨日の段階で完売したとお聞きしました。

額屋としても嬉しいものです。
これから益々活躍されるでしょう。
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河端道浩 展 [展覧会]

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2/27~3/5まで 銀座三越8階アートスペースにて「河端通浩 特集」が開催中です。
河端さんは1981年生まれ、愛媛県出身。
ダブルイメージという独特の世界観を描いていて、注目されています。

今回縁あって、額縁のお手伝いをさせていただきました。
これまでタブローは額無しでの展示が多かったようですし、
絵画自体の価格もまだまだ高くないので、額縁も予算を抑え気味に。
定番のホワイトアッシュ材の半透明白のBOXタイプの額、台紙は白塗装のものを使用しました。
  

2010年東京藝術大学大学院美術研究科修了。2005年「トーキョーワンダーウォール2005」入選。2006年「ワンダーシード2006」入選/「上野の森美術館大賞展」入選一次賞候補。2007年「パルテノン多摩美術公募展」入選。2008年「ワンダーシード2008」入選/「藝大アートプラザ大賞展」入選/「via art 2008」入選。2009年「art_icle Award 2009」入選/「ワンダーシード2009」入選/「大黒屋現代アート展」入選/グループ展「現代美術インディペンデントCASO展2009」。2010年「東京藝術大学大学院修了展」/「第9回三菱アートゲートプログラム」入選。2011年「第13回三菱アートゲートプログラム」入選/「YOUNG ARTIST JAPAN Vol.4」審査員 大島義之賞。2012年グループ展「3人展」/GALLERY TRINITY/「第5回アーティクル賞」柴山哲治審査委員賞/個展「image×image 0やがて訪れる光のために0」/GALLERY TRINITY/「YOUNG ARTIST JAPAN Vol.5」審査員 森下泰輔賞、松島英理香賞、石井信賞
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わたなべ大とお絵描き教室生 個展 [展覧会]

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1/29日まで開催された「わたなべ大のてんらん会12+お絵描き教室展」
に出品作品を額装するため教室生が工房にこられました。
額やマットをあれこれと選びながら楽しそう。
そうです。楽しくなければ額装ではない。

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会期中 ロマンチックボーイズのミニコンサートも。



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川俣正展「Expand BankART」 [展覧会]

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1月13、14日の横浜行きの目的はBankARTStudioNYKで開催中の川俣正Expand BankART」を体感するためでした。
川俣さんは現在パリを拠点に活発な活動をされていますが、日本での大掛かりなプロジェクトはめったにないので、是非行きたいと思いながら結局最終日になってしまいました。(早く決定しておけば安い旅券もあったのに、、、、)
私、個人的にも美大予備校の時、川俣クラスだったことと、82年のアパートメントプロジェクトや83年の所沢のプロジェクトを数日手伝った事があり、とても影響をうけたものです。まあ、あこがれの作家で雲の上の人状態でした。

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会場入り口までのアプローチから川俣さんの作品が。
この会場近くの解体中の海岸道団地の建具が運び込まれアプローチをつくっています。

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会場入り口に入る前に建物の外にまわり下から見上げると、そこには木材の鱗がこびり付いているような様が迫力ある物体としてたたずんでいる。よく見るとそれはパレット。荷物を運ぶ時に使用するもの

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会場1階は壁や天井までもがパレットで覆われた新たな空間がひろがる。

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2階は天井に窓がはり込められた作品。1階のハードな空間から浮遊したような軽やかさえ感じるものでした。

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3階は柱にツリーハウスのような構造物が。それぞれの階で視点が違い、毎回(階)新鮮な意識になる。

今回のチケットは一度購入すると会期中何度でも入館可能なもの。というもの会期中も作業が続けられていてまさに”工事中”の様も含めて作品 ワークインプログレスです。

又図録も3回に分けての配本。先ず1972年から2012年までのプロジェクトが紹介された冊子。
次に今回のプロジェクトプランのためのドローイングやマケットが納められたもの。
そして最後が実際のドキュメント集となっていて、3冊目が郵送されるのを待っている状態。
この冊子つくりも展覧会中に継続中。

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翌日14日は記録的な雪と風で外を歩くのもままならない。それでもホテルから会場に向かい、一日BankARTで過ごす。2日目はじっくりと映像作品を堪能する。外にでるのもうっとおしいので逆にゆっくりと川俣さんの作品アーカイブなどを観る事ができました。

その日の飛行機は全便欠航。新幹線で大阪まで戻り、夜行バスをなんとか探し出して無事15日に松山に戻って仕事に間に合う。ふう〜

川俣さんと松山も接点があり、84年には大街道プロジェクトが行われ、当時かかわった方からはその時の影響をお聞きする事があります。又これは頓挫したのですが、川俣さんがプロデュースする個人美術館構想があり、これが実現していたら松山の名所?になっていたはずですが残念です。

私は83年所沢のプロジェクトに3日程参加して以来、当時の絵描き仲間とも一切連絡をとらず、消えていきました。アートから完璧に慣れた所で生きてきて、いろいろあって現在額装の仕事をしています。70年代ころから現代美術がまっさきに排除した額縁を、自分なりの解釈で再構築していこうと思っています。空間やさまざまな状況に寄り添いながらも、確実に表現を定着させていく川俣さんから学べるところは大きく、額装の世界で、内側(作品)などに寄り添いながらも、現実の空間(外側)との折り合いを額装を通してつけていく仕事を行って行きたいと思っています。
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はじまりは国芳  [展覧会]

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はじまりは国芳 ー江戸スピリットのゆくえ(横浜美術館)に行ってきました。
浮世絵師・歌川国芳(1797 寛政9~1861 文久元年)の造形性が、国芳一門や画系にどのように受け継がれ展開していったかを、江戸末期から昭和初期の日本画、油彩画、水彩画、版画、などを通してさぐるものでした。門下の月岡芳年→鏑木清方→伊東深水などの日本画家に繋がって行きます。

作品を鑑賞していて、はっと気づいた事がありました。
伊東深水の「対鏡」「遊女」「泥上船」の作品は東京国立近代美術館の所蔵だったのですが、アクリルガラスと思われますが、低反射の良質の物(透明性も兼ね備えている)を使っていると思われ、会場の背景や光をほとんど反射していなく鑑賞しやすかったのです。
それを実感したのも、すぐ隣に展示されていた同じく深水の額装(別の美術館所蔵)には通常のガラスもしくはアクリルを使用していて、映り込みが激しく、作品に集中することが出来ませんでした。
私達は作品だけを観ているようで、実はガラスに映り込んだ不要の視覚情報を無意識に読み取っているのかもしれません。

美術館は好きでよく行くのですが、正直言うと「疲れた〜」と感じる事がよくあります。ガラスに映り込んだ観たくない情報を無意識に入れている事が、この疲れに影響しているかどうか科学的根拠はありませんが、ひょっとしたら関係あるかも、、、。と感じたのでした。

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『一ツ家』228.2×372.0㎝、金龍山浅草寺に奉納された作品は迫力ありました。額も30センチ幅近くある技巧あるものです。



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miniature ART「3.11」 2013 IN愛媛 [展覧会]

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西条市で活動しているNPO法人 自遊楽校あるここ さんが 「ミニアチュールART3.11展」in愛媛の事務局として広くアーティストの参加を募っています。

昨年、京都の町家のギャラリーが企画した 「ミニアチュールART3.11展」を今年愛媛で開催。
3.11センチ角の大きさの作品を様々なジャンルから募集し、販売、収益金で東北作家との交流や支援に使うというもの。

作品サイズ 3.11×3.11×3.11 内でジャンルは自由
作品は無償提供
参加申し込みは 2013.2.11までにNPO法人 自遊楽校あるここまで
主催 NPO法人自遊楽校あるここ ミニアチュールART3.11展in愛媛実行委員会
793-0041愛媛県西条市神拝甲150-1西条産業情報支援センター3F
0897-52-1178

風雅工房にも応募用紙、出品用マットを置いてあります。

展覧会は 2013年3月8日〜11日 西条市 ぎゃらりーかわにしで
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書く・放つ fudemojiya 白晃 書展 [展覧会]

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「書く・放つ」
fudemojiya 白晃 書展
がタオル美術館 ICHIHIROにて開催中。
11月24日(土)までです。

普段どちらかといえば フレームレス(パネルだけでの展示など)が似合っていた白晃さんの作品に、あえて130ミリ幅の、それも ベタベタのヨーロピアンクラシックな額縁を合わせました。
極端にズラすと それはそれで存在する 
ちょっと冒険させていただきました。
この連休中に是非タオル美術館ICHIHIROに
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